インドネシア税務署からのお尋ね<SP2KD>
先日、毎年SPT(税務申告書)のお手伝いをしている弊社顧客のインドネシア人パートナーの方宛に、
SP2KD(Surat Permintaan atas Data dan/atau Keterangan)という税務署からの所謂”お尋ね”(申告した税務申告書に対して説明依頼)が送付されたとの連絡がありました。
その後、SPTを依頼している税務コンサルタントに連絡し対応を開始してもらった所、最終的には、追徴課税を支払うという方向で、税務署からの同意を得ました。
但し、税務コンサルタントが、そもそものSPT申告時に気付くべき事でもあったことから、弊社顧客の代理として、然るべき対応として以下を依頼しました。
- 納税については、顧客本人の負担で進めることで問題はないが、納税の遅延罰金については、税務コンサルタントが負担するべき。
- また、追徴課税対象が、申告から5年となっているため、その5年間の責任保証の依頼と及び保証書の作成。
左記、SP2KDのサンプルです。
※詳しくは、以下インドネシア語のサイト参照ください。
https://perpajakan.ddtc.co.id/peraturan-pajak/read/surat-edaran-direktur-jenderal-pajak-se-39pj2015
これらのやり取りは、まだ続きそうですが、今回の問題については、外国人、インドネシア人でに関わらず、やはり専門知識を持っていない方に対し、役所からの対応が迫られた場合、その問題点、また、その問題に対して、何が然るべき対応なのか、いつまでに対応をするべきか、という事については、簡単にわかることはできないだろう、、という事でした。
そのような状況に対して対応が迫られた方々に対して、やはり弊社は存在するべきだろうと、改めて実感しました。
今回の弊社としての対応は、弊社がお手伝いさせていただいた過去の申告についてのフォローアップであることから、弊社から一切リーガル費用は発生せず対応しています。
私が日本人として、そこも責任の範囲内であるからと強く主張したり、説得したりしているのではなく、弊社Vidhi Law Officeのポリシーとして、そもそもリーガル費用についての話は一切出ないという状況です。
ここに勤務して既に17年以上とずいぶん長い間勤務していますが、私自身、このような会社だから、こんなに長く勤務できているのだろうな、、とも再確認しました。
私事ではありますが、、、性格的に、状況を整理し、それをまとめる事が得意な性質です。
弊社にご相談いただければ、まずは、私のこの得意なスキルを活かし、依頼人の方から頂いたご相談内容に対して、
- 起こった出来事を時系列にまとめる。
- まとめた内容に伴って法的見解を確認するべく、バックアップ書類(その事実を別途書面から認識できる証拠や、経緯の記録となるもの)の仕分け。
- 出来事毎の裏付けとなる書類を整理。
- そのすべてを経緯書としてまとめる。
という作業から、お手伝いさせていただきます!
問題解決の一歩は、これらの作業であり、またこの作業は実は一番大切であると感じています。
この作業を一人で行う事が苦手、また、そもそもこのような整理が不得意だと思われる方もいらっしゃると思うので、是非それらも含めて、一緒に問題を解決していくパートナーとして、頼ってください!
まずは(yoshiko@vlobali.com)に是非ご相談ください!
心よりご連絡お待ちしています!